NCIS：LA ～極秘潜入捜査班 シーズン14

エピソード

1. 第1話 無人（GAME OF DRONES）

   

   海軍の無人機を開発していた工場で爆発が発生し､清掃員が死亡｡
   被害に遭った企業は以前からサイバー攻撃を受けており､爆発には高性能爆薬オクトーゲンが使われていたことから､チームは国家主導のテロを疑って捜査を進めていく｡
   一方､シリアでヘティの偽名のIDを持った死体が発見され､体格も一致したことから､カレンとキルブライドは不安を抱えながら身元の確認を待つ｡
   サムは施設の利用を拒む父親に手を焼く｡

2. 第2話 設計（OF VALUE）

   

   建築家のサンドヘイゲン夫妻が自宅で拉致される｡
   安全性の高い建物を専門とする夫妻は海軍の仕事を請け負っており､ケンジーとファティマが建設工兵隊に話を聞くと､夫妻がミサイルの管制センターを設計していたことが判明｡
   さらに水面下で民間の顧客からも依頼を受けていたことが分かり､チームは夫妻の捜索を急ぐ｡
   一方､両脚を失った陸軍大佐が行方をくらまし､心配するキルブライドは大佐の自宅に警察を送り込む｡

3. 第3話 縫合（BODY STITCHERS, THE）

   

   死体を切断して縫合しているグループが再びロサンゼルスに現れたという情報が入り､FBIのランド捜査官がNCISに協力を要請｡
   チームが現場に行くと死体の山が残されており､一度犯人たちを取り逃がしたサムは雪辱を誓う｡
   犯人グループと結びついたジェフリーズという男は取り調べで関与を否定していたが､ケンジーとランドがジェフリーズの自宅を訪ねると､何と風呂場から硫酸で溶かされた死体が発見される｡

4. 第4話 操縦（DEAD STICK）

   

   サムの息子エイデンが操縦していた航空機が墜落する｡
   エイデン自身は墜落前に脱出していたため無事だったが､早速事故原因を究明するための調査が始まり､NCISが協力することに｡
   病院でエイデンの録取が行われる中､カレンとシャイラは整備主任と話し､ファティマとラウントリーはビーチで目撃者を探す｡
   捜査を外されたサムは､自らの父親と共にエイデンに付き添うが､調査を担当する少佐から退室を命じられてしまう｡

5. 第5話 血肉（FLESH & BLOOD）

   

   海軍大尉が自宅で刺殺され､現場から逃走した妻のアリスが第一容疑者として浮上｡
   アリスは取り調べで口を閉ざすが､ディークスだけは彼女の秘密に気づき､自らの過去を打ち明けてアリスに寄り添う｡
   一方､大尉が異動から1ヵ月後に死亡したため､カレンとサムは職務中の足取りを追い､大尉が自宅から離れた貸倉庫に足を運んでいたことを突き止める｡
   そんな中､ディークスの母親が1人旅から戻り､ローザと初めて顔を合わせる｡

6. 第6話 冒険（GLORY OF THE SEA）

   

   自宅から海軍少将テッド･ゴードンが拉致される｡
   少将が水中グライダーの開発を進めていたことから､当初はその技術を狙った犯行だと思われたが､自宅を検証したカレンとサムは船舶模型の中から少将の手帳を発見｡
   その手帳には､1602年に難破した船の生存者が南カリフォルニアに財宝を埋めたこと､そして少将がその財宝を探し続けていることがつづられていた｡
   チームは少将を救出するため､彼が残した謎を解いていく｡

7. 第7話 淘汰（SURVIVAL OF THE FITTEST）

   

   海兵隊の一等兵ハンソンが訓練中に発作を起こして重体に陥る｡
   CRISPRを運ぶウイルスが検出されたことから､チームはアメリカ初の遺伝子兵器攻撃の可能性を視野に入れて捜査を開始｡
   やがてハンソンが同室のウィリアムズと共に暗号通貨の口座を開設していることが分かり､捜査はバイオハッカー集団にたどり着く｡
   一方､ケンジーの留守中にローザが風邪を引いてしまい､ディークスは近くに越してきた母親に看病を頼む。

8. 第8話 放火（LET IT BURN）

   

   海軍請負業者のビルで火事が発生し､改装工事を行っていた現場監督が死亡｡
   現場には放火魔ペレスのマークが残されており､NCISはFBIと組んでペレスの追跡を始めるが､FBIの担当者が元恋人だったことからラウントリーは動揺を隠せない｡
   その後､現場検証などによって模倣犯による犯行の線が濃厚になっていくが､チームは引き続きペレスの確保にも動く｡
   一方､キルブライドはカレンにペンブルックの資料を渡す｡

9. 第9話 骨董（BLOOD BANK）

   

   クルーザーでロシア人2名が死亡し､骨董品“ファベルジェの卵”が盗まれる｡
   クルーザーの名義はアルカディになっており､事件の生存者であるロシア人女性ミラはかつてアルカディと組んでいた古美術商だと判明｡
   そこでアルカディがミラとの面会を取りつけに行くが､アルカディを見た途端､彼女は激高する｡
   その後､ロシアの有力者たちが不審死を遂げていることが分かり､チームはアルカディとミラの協力を得て事件の真相に迫る｡

10. 第10話 生存（LONG TIME COMING, A）

    

    CIAの暗殺計画の発足メンバーが次々に死亡し､唯一の生存者であるキルブライドも命を狙われていることが発覚｡
    暗殺計画を乗っ取ったモーガン･ミラーを追い､ワシントンのパーカーとトーレス､そしてハワイのテナントとルーシーもロスに飛ぶ｡
    しかしキルブライドは姿を消し､ラウントリーが襲撃に遭って拉致され､さらに関係者全員が賞金首になっていることが判明｡
    最悪の状況の中､各支局の捜査官が合同で決死の捜索を行う｡

11. 第11話 執筆（BEST SELLER）

    

    サムのSEAL時代の仲間トム･オルセンがユタ州で狩りをしている最中､何者かに命を狙われる｡
    トムは除隊後に作家として活動しているため､出版絡みのトラブルも視野に入れつつ､ケンジーは司法省のランス･ハミルトンと共に救出に向かう｡
    一方､CIAでトムと交流のあったサバティーノも捜査に参加｡
    ファティマとサバティーノはトムの妻に話を聞いたあと､以前トムのサイン会から追い出された男から聴取する｡

12. 第12話 戒律（IN THE NAME OF HONOR）

    

    海軍のザーラ･マフマッド大尉が失踪する｡
    キルブライドが上官に話を聞くと､彼女が極秘偵察任務に参加していたことが発覚｡
    さらに口座から大金を引き出しており､チームは彼女が軍事機密を売ろうとしている可能性を踏まえて捜査を進める｡
    一方､ケンジー､ディークス､ファティマは大尉の両親が経営するアフガニスタン料理店へ｡
    両親の会話を聞いたファティマは､母親が英語を話せないフリをして隠し事をしていることに気づく｡

13. 第13話 因果（A Farewell to Arms）

    

    AI企業の共同創業者がホテルで謎の女に突き落とされて重体に｡
    被害者の作業場を訪れたケンジーとディークスは､共同創業者の2人が敵国への輸出が禁止されている軍用マイクロチップを売買していたことを特定｡さらに犯人の女が奪ったスーツケースには200個のマイクロチップが入っていたことが分かり､チームは女とチップの行方を追う｡
    一方､元妻と意外な再会を果たしたキルブライドは､彼女の本当の目的を探ろうとする｡

14. 第14話 恥辱（Shame）

    

    アリージャンスに乗艦中の一等兵曹ワスナーが首を吊った状態で発見される｡
    艦内では自殺が続いていたことから､ケンジーとファティマがアリージャンスに乗り込み､発見者や上官から聴取を開始｡
    ロスに残ったディークスとラウントリーはワスナーの妻と話し､ワスナーの遺書に不自然な点があることに気づく｡
    一方､休暇を取ったカレンはアナと共に結婚式の準備を進め､サムは帰省中の娘のキャムと親子水入らずで過ごす｡

15. 第15話 身内（The Other Shoe）

    

    深夜､ケンジーとディークスの家にロス警察のホワイティング刑事が助けを求めに来る｡
    彼女が警官のターナーに呼び出されて待ち合わせ場所に行くと､ターナーが射殺されており､ホワイティング自身も何者かに襲われたという｡
    犯人と見られる汚職警官のグループは薬物取引との関与が疑われることから､NCISは内密に捜査を開始｡ロス警察と因縁があるラウントリーは､渋々ホワイティングと行動を共にすることに｡

16. 第16話 制裁（Sleeping Dogs）

    

    NCIS宛てに匿名で男性2人の情報が届く｡
    一見､共通点がなさそうな2人だが､どちらもロスで殺害されたことが発覚｡チームはヘティからのメッセージだと判断し､内密に捜査を行うことに｡
    FBIのサマーがそのうち1人の捜査を担当しているため､サマーと復縁したラウントリーは彼女を説得して現場に入ろうとする｡
    その後､被害者2人がカレンと同じくドローナ計画の被験者だったことが分かり､カレンは別の被験者に接触する｡

17. 第17話 迷宮（Maybe Today）

    湖から車が引き揚げられ、2003年に失踪した下士官ブリトニー･ペレスの死体が見つかる。
    当時のずさんな捜査によって事件は迷宮入りしており、未解決捜査班の要請を受けたチームは捜査を再開。カレンとサムが容疑者として浮上していた下士官アーロン･ベイカーに話を聞く一方、ファティマは古い紙の捜査資料と格闘することに。
    そんな中、キルブライドは疎遠になっていた息子に遠路はるばる会いに行くが、口論に発展してしまう。

18. 第18話 昆虫（Sensu Lato）

    海軍研究所のプロジェクトに参加していた昆虫学専門のハワード博士が何者かに襲われ、ラボが荒らされる。
    博士が研究していた殺虫剤が爆弾の材料となることから、チームは爆破計画の可能性を視野に捜査を開始。
    元妻によると博士は身の危険を感じており、彼の講演会で騒ぎを起こした人物がいたという。
    一方、博士の助手に話を聞いたサムとラウントリーは、ラボからなぜか蛾が盗まれたことを知り、殺虫剤メーカーの関与を疑う。

19. 第19話 贖罪（The Reckoning）

    ドローナ計画の元被験者リア･ノヴァクを護衛していたCIA捜査官たちが、白昼堂々ヘリコプターから狙撃されて死亡する。
    ケンジーと共に現場を検証していたカレンは、かつて被験者たちに残酷な訓練を行っていたペンブルックからの連絡を受け、1人で指定された住所へ。
    そこで通信機器を水没させて音信不通になってしまう。
    一方、作戦室ではCIA局員のコルテスが捜査の行方を見守っていたが、ファティマは不審な点に気づく。

20. 第20話 船出1（New Beginnings）

    武器密売組織に潜入中のATF捜査官ウィリアム･ニューサムが寝返った可能性があり、彼の上司であるケリー･アダムスがキルブライドに協力を要請する。
    カレンとサムは組織の首謀者と武器の出どころを探るため、元武器商人のニーナ･バーンズに接触。
    ケンジーとディークスは組織のアジトに接近して、ニューサムの監視を行うことに。
    一方、結婚式の準備に苦戦するアナはアルカディに助けを求めるが、事態はますます悪化していく。

21. 第21話 船出2（New Beginnings, Part Two）

    ATF捜査官の不正が発覚後、どうにか銃撃戦を生き抜いたカレンとサム。武器密売組織が闇の送金システムと結びついたことから、2人はニーナと共にその拠点に潜入する。
    一方、アジトを監視するケンジーとディークスは、独断で武器を確認しに行き、キルブライドを激怒させてしまう。その後、カレンは結婚式の準備に奔走するアナに対して思いがけない提案をする。
    さらにケンジーとディークスの人生を一変させる知らせが舞い込む。