クワンティコ シーズン1

エピソード

1. 第1話 逃亡の始まり（Run）

   オークランドからFBIアカデミーに入るためにクワンティコに向かうアレックス・パリッシュは、その道中でライアン・ブースと出会い良い仲となるが、お互い素性を明かさぬまま別れてしまう。アメリカ中から選ばれた未来のFBIの精鋭たちがクワンティコに集結する。その数か月後、テロ攻撃に遭い、全員が事件へと巻き込まれていく事も知らずに…。

2. 第2話 敵と味方（America）

   ９か月前のクワンティコ。アカデミーでは個々の厳しい訓練だけでなく、分析官の研修生との合同研修が始まる。３チームに分かれ、部屋から見つかった証拠品から３つの脅威が浮かび上がる。もっとも緊急性が高い事案を選ぶように指示されると、３チームはそれぞれ別の標的場所に急行するが…。そして現在。グランドセントラル駅爆破の衝撃が冷めやらぬマンハッタンで、FBI捜査官たちは必死にテロ容疑者のアレックスを捜していた。

3. 第3話 裏切りの影（Cover）

   入学から３週間経ったアカデミーでは、研修から脱落させる３人を２時間以内に選べといわれた研修生たちの意見がまとまらず、ぎくしゃくしていた。一方、現在では、アレックスの母親シータの取り調べが行われる。リアムが取り調べを始めるが、シータはリアムのことも庇っている様子である。同時に、逃亡中のアレックスはサイモンと再会し、二人はお互いに事情を抱えたまま、爆破した真犯人を捜すことになる。

4. 第4話 射殺命令（Kill）

   ８か月前のクワンティコ。リアムはライアンに、アレックスの監視を中止して自主退学をうながせと指示する。人質救出訓練の最中、アレックスのせいでチームは全滅。リアムの狙いどおり、アレックスはアカデミーを辞める決心をする。だが納得しないライアンは指示に逆らい、ミランダに相談する。そして現在。サイモンの所に身を潜めるアレックスは、証拠品のワイヤーを専門家に見てもらいたいと依頼。ワイヤーを製造した会社は…。

5. 第5話 無実の訴え（Found）

   アカデミーの研修は５週目に入り、潜入捜査の演習が始まる。いかに実在の人物になりきるかが成功の鍵だと教わり、研修生たちは各々履歴書が作れるほどなりすます人物の像を作り上げる。そんな中、サイモンとマックス、シェルビーとケイレブなど研修生たちの関係性にも変化が起こり始める。時は過ぎ、現在、シェルビーを人質に取って次の対策を練っているアレックスのところに、アレックスに射殺命令が下ったとの一報が入る。

6. 第6話 監視の任務（監視の任務）

   ミランダの息子チャーリーが少年院から仮釈放となり、自宅に戻ってきた。また事件を起こさないかと不安なミランダは家から離れることができず、部屋に隠しカメラまで仕込む始末だ。リアムは息子を信用して職場に行くように助言。ミランダは、監視の演習中の研修生たちに自分を監視するように指示する。アレックスとライアンはミランダの自宅を張り込みに行く。そこにいたリアムが、盗聴器をいじるライアンを見て勘違いし…。

7. 第7話 犠牲の精神（Go）

   研修も３分の１に差し掛かる。ケイレブとの関係をクレイトンに知られたシェルビー、双子のことに腹を立てながらも口を閉ざすサイモンと研修生たちにも悩ましい時期が続く中、試験が始まる。配られた試験用紙は白紙。何を試験されているのか分からないまま、ブランドンだけ用紙を受け取ってないことが判明する。責められたブランドンが教室を出ていくと扉が封鎖され、時限爆弾が見つかる。試験に隠された意図とは…。

8. 第8話 一大決心（Over）

   研修も次の段階に進み、各自に別々の事件ファイルが渡される。チームではなく、今回は単独で捜査に当たるのだ。だが、ニマとサイモンはそれぞれの事件が裏でつながっていることに気づく。時は過ぎ、現在、アレックスは腹部を撃たれたライアンから何とか銃弾を取り出すが、容体は次第に悪化。周囲はFBIや警察に囲まれ身動きが取れなくなっていたが、そこにハッカー集団アンノウンが助けの手を差し伸べる。

9. 第9話 仕込まれた証拠（Guilty）

   研修生たちは秘密を抱えるように。サイモンはオーレンに近づき、アレックスは酒浸りのリアムを更正させようとする。そんな中、アカデミーでは連続殺人犯の講義が始まる。チームごとに連続殺人犯を選び、被害者たちの中に紛れ込んだニセの被害者を見つけ出す課題が出され、次第に大事件に発展していく。そして現在。投降したアレックスは引き渡され、アレックスが自白するまでライアンが拷問されると尋問され、追い込まれていく…。

10. 第10話 残酷な真実（Quantico）

    次期研修生の最終候補者を選別する課題が始まる。素行調査の資料を見たニマが、ふと思いつき、自分たちを調査した先輩を訪ねる。そして入手したサイモンの調査資料を皆に配り、サイモンがイスラエル国防軍の戦争犯罪者だと責め立てる。一方ヴァスケスは、首の傷が偽物だったことがバレて委員会で審議にかけられることに。同じ頃、シェルビーもある事実を知るのだった。

11. 第11話 ２発目の爆弾（Inside）

    ６か月前のアカデミー。研修生たちは大みそか休み前に、FBIで解決していない難事件を解くという宿題を与えられる。連休を使ってほとんどの研修生が帰省する中、アレックスたちは各々の理由で寮に残る。そんな中、ケイレブが戻ってきてアレックスたちはケイレブの実家のパーティーに参加し、アレックスはライアンの元妻と、シェルビーはケイレブの母クレアと会う。パーティーをきっかけに各々の人間関係に亀裂が生まれていく。

12. 第12話 ターニングポイント（Alex）

    研修の後半戦がスタート。一期（１か月）上の上級生と対抗試合が行われる。勝ったチームが負けたチームの中から５人を退学させるという厳しいルール付きだ。時は過ぎ、テロ事件から３か月。ニューヨーク市裁判所で上院の公聴会が行われる。ほとんどの証言者がイライアスの単独犯説を支持する中、アレックスだけは他に首謀者がいると主張し、孤立を深める。そんな時、ハッカー集団アンノウンのダンカンが自殺した知らせが届く。

13. 第13話 恐怖の足音（Clear）

    アカデミーでは、一期上のクラスとアレックスのクラスが合併し、人的諜報という課題が出される。アレックスたちは分析に成功し、バーで情報提供者を勧誘する実践に取り組む。そして現在。爆弾を巻き付けられたヴァスケスとともに謎の声から指示を受けるアレックス。謎の声に「テロ合同班のサーバーの中身を盗め」と指示され、アレックスはヴァスケスと協力してハンナとライアンからカードキーと指紋認証を奪うことに。

14. 第14話 答えを求めて（Answer）

    運転テクニックの練習中、アレックスはドリューに、婚約者アリシアが死んだ事件にリアムが関連しているかもしれないと話す。ドリューは興味ないと突っぱねるが、やはり答えを知りたいと申し出る。現在、ヴァスケスを失ったアレックスは、協力を求めにサイモンを訪ねる。彼は罪の意識にさいなまれ、毎日自殺を試みるほど、精神的に追い込まれていた。犯人捜しを手伝ってほしいと食い下がるアレックスにサイモンは怒りを爆発させ…。

15. 第15話 憎悪と偏見（Turn）

    アカデミーでは特別講師にクレア・ハースを迎えて、憎悪犯罪について学ぶ。そんな中、チャーリーと通じており、レイナが潜入捜査しているテロ組織がアカデミーを襲う。そして現在。なおも謎の人物から脅されているアレックス。今回はクレアのバッグに入っている薬をすり替えろという指示が下るが、嗅覚の優れたハンナに度々邪魔され、アレックスはなかなかクレアの薬を入れ替えられず…。

16. 第16話 黒幕の狙い（Clue）

    クワンティコが過激派に襲撃された後、授業ではハイジャックの演習が行われる。研修生たちは健闘するが、どんな対処法をとっても失格にされてしまう。そして現在。黒幕の存在を確信したハンナは、アレックスに協力することに。犯人の狙いは副大統領候補のクレアだとにらむが、アレックスたちは命令に従う。そんな中、クレアの講演中に会場は停電になり真っ暗に。ハンナは、狙われるクレアを避難させるため威嚇発砲し…。

17. 第17話 裏切りの連鎖（Care）

    アカデミーで配属希望先のエントリーが始まる。研修生たちは期待を胸に、良い成績を修めるため、ライバル心を燃やす。座学を一通り終え、カナダ国境まで出向いた研修生にアメリカに密入国するという演習が課される。そして現在。CIAに拘束された人物を引き渡すように命じられたアレックスたちはライアンを騙し居場所を聞く作戦に出る。アレックスとサイモンはライアンたちより一足先に拘束者と接触できるのか…！

18. 第18話 危険な駆け引き（Soon）

    クワンティコでは、ミランダが次長解任を言い渡される。ミランダは自分の失敗を認めつつも、同じように規律違反を犯しながら後釜に座るリアムが許せない。一方、ケイレブとウィルはこっそりと、システミックス潜入に備え面接の練習をしていた。現在、NYオフィスのアレックスは連れ去られたサイモンたちを助け出す手掛かりを探るが、見張られて自由に動けない。そこでアレックスは故郷に帰ったレイナに電話して協力を仰ぐ。

19. 第19話 将来の選択（Fast）

    アカデミーには新しい研修生が入って来て、アレックスたちがFBIに入るまで３週間を切る。アレックスはドリューの手の震えを案じると同時にペアで組む不安を感じる。そして現在。アレックスは薬の禁断症状に苦しむケイレブとともにシェルビーを捜し、すぐに居場所を突き止める。何とかシェルビーと２人になったアレックスは彼女もまた謎の声に操られていたことを知り、協力してサイモンとウィルを奪還すると決意する。

20. 第20話 自信と過信（Drive）

    アカデミーの研修も残り２週間。アレックスらはケント捜査官の指示で郵便局強盗事件の聞き込み調査を始める。アレックスはケントと目撃者ウォーカーの元を訪ねる。元郵便局員のウォーカーをアレックスは不審に思うが、ケントに質問を中断させられる。調べると、ウォーカーは児童ポルノ所持容疑で逮捕されるも不起訴になっていた。ケントを頼れず、アレックスはブランドンを張り込みに行かせるが、実はケントにも考えがあって…。

21. 第21話 それぞれの決断（Right）

    アカデミーでの研修も残り１週間。シェルビーは母から送られた手紙をケイレブだと勘違いし、両親への復讐心を過熱させ、裁きを受けさせる準備を進める。そして現在。アレックスはドリューの「声」に言われるがまま、爆弾の積まれた車でニューヨークを駆け抜ける。「声」の居場所をついに発見したFBI。しかし、その部屋には拘束されたサイモンとドリューがいた。アレックスらの運命やいかに！！

22. 第22話 新たな挑戦（Yes）

    卒業式の前夜。研修生たちは最後の自由を謳歌する。現在では、リアムに撃たれたミランダとミランダを捜査するライアンが拉致される。真犯人に気づいたアレックスたちは、犯人の目的地クワンティコに向かう。そこでは今日も卒業式が行われており、大勢の人々が集まっていた。手分けして核爆弾を捜すアレックスたち。対峙するアレックスと真犯人。アレックスは犯人を止め、核爆弾を解除できるのか…！衝撃のクライマックス！