イントロダクション
韓国本国で2022年度最高視聴率※を叩き出した話題の超大作ドラマがDlife(ディーライフ)に登場!立場を変えて生まれ変わった主人公の一発逆転の復讐劇が始まる。
ここにいる人たちの中に、僕を殺した人がいる…。
復讐サスペンスでありながら、「転生」というSF要素、そして韓国で実際に起こった事件をも絶妙に織り込んだ至極の超大作。
韓国有数の財閥の1つ「スニャン・グループ」に忠誠を尽くしていたユン・ヒョンウは、ある日ペーパーカンパニーを通して海外に流出した裏金を回収するため、トルコへと飛ぶ。無事に6億ドルもの裏金を回収するが、その直後口封じのために拉致され、殺害される。
しかし目を覚ますと、そこはソウル五輪を翌年に控え、民主化へと突き進んでいた1987年。スニャン・グループの創業者チン・ヤンチョルの孫チン・ドジュン(10歳)として目を覚ますところから、この物語は動き出す。
激動のソウルを舞台に、自分の殺害を指示した人物の一族として生きることになった彼の新たな人生が今始まる。
※2022年ニールセンコリア調べ
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見どころ
本作は、実在する韓国最大財閥がモデルになっている
本作は同名のウェブ小説が原作だが、随所にある財閥の逸話が散りばめられていると言われている。また1987年といえば、韓国で民主化運動が盛んになった年(軍事政権が崩れ、民主化が実現した年)で、政治的な混乱や社会的な変化も実際起こっており、当然この時代背景も登場人物の思想や行動に反映されており、激動の韓国現代史もなぞることのできる秀作ドラマです。予測不能な展開と緊張感あふれるストーリー
自分の殺害を指示した人物がいるスニャン財閥一家に生まれ変わり、二度目の人生を歩むことになった主人公の物語。復讐だけにフォーカスせず、その時代に本当に起こった大事件や当時流行った出来事なども織り交ぜつつ、かつ(殺された)本当の自分の家族も忘れずに描写するあたりが、視聴者の感情移入を誘い、「生まれ変わる」という非現実的な現象を違和感なく受け入れられる工夫がなされている。財閥家の裏側に隠された真実や陰謀、後継者争いなども丁寧に描かれ、硬派な社会派ドラマとしての見応えも十分。毎話必ず驚きの展開があり、視聴者を絶対に飽きさせない本作。一体、犯人は誰なのか…!? 欧米ドラマ含めても、近年稀にみる傑作海外ドラマです。日本でも大人気の超豪華キャストが集結
韓国で2022年ドラマとして最高視聴率を出した本作。Netflix配信ドラマ『ヴィンチェンツォ』で華麗なカムバックを果たしたソン・ジュンギ、百想芸術大賞2023でTV部門最優秀演技賞を受賞した韓国を代表する俳優イ・ソンミン、また『賢い医師生活』でのナチュラルな演技が好評を得たシン・ヒョンビンと、その他現在も引っ張りだこの超豪華俳優陣が集結。複雑な感情や丁寧に描かれた人間関係がそれぞれ設定されたキャラクターを演じた彼らの名演もあって、この作品はさらに上質なドラマに格上げされている。特にスニャン財閥の創業者チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)とその孫チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)が徐々に心通わせていく過程の演技は見逃せません。
財閥家の権力闘争、複雑な人間関係
韓国ドラマの定番ともいえる財閥家の内部闘争は、重要な見どころの1つとなっています。大企業の後継者争いを中心に、家族間の複雑な愛憎関係や権力闘争がリアルに描かれており、家族内の対立や裏切り、愛と憎しみが交錯する中で、主人公がどのように振る舞い、目的を果たすのかという点がより一層、物語に深みを与えています。社会的メッセージを含んだ練りに練られたストーリー
韓国社会における財閥制度や経済的格差、そして権力の集中とその弊害が、物語の裏側のストーリーとして描かれており、単なるエンターテインメントを超えた社会的メッセージが込められています。主人公が生まれ変わり、財閥家の一員として成功を目指す中で、視聴者である我々は、財閥制度の問題点や、その裏で苦しむ人々の姿に気付かされ、この物語を通じて、社会構造や不平等について考える機会を与えられることでしょう。多層的な物語構造と複数テーマの交錯
単純な復讐劇や成功物語に留まらず、複数のテーマが絡み合う多層的な物語構造が展開されています。過去と未来の交錯、家族内の権力闘争、社会的な格差問題など、さまざまな要素が巧妙に組み合わさっており、視聴者は物語の多面的に楽しむことができるのです。この複雑な物語構造が、視聴者を引き込み、ドラマをより深く理解しようとする意欲をかき立てるポイントとなっています。スリリングなビジネス戦略、企業経営の駆け引き
魅力の1つに、スリリングなビジネス戦略と企業経営の駆け引きがあります。主人公が財閥の一員として、ビジネスの世界で成功を収めるために繰り広げる頭脳戦や、企業内での権力争いが詳細に描かれており、視聴者は、主人公がどのようにビジネスの知識を駆使して財閥家の中での地位を築いていくのかを目の当たりにし、その過程で繰り広げられる策略や裏切りの数々にハラハラさせられることでしょう。歴史的な出来事とのリンク
韓国の現代史と物語が巧妙にリンクしており、特定の歴史的な出来事がストーリーに影響を与える構造になっています。例えば、1980年代から現代に至るまでの経済の浮き沈みや社会の変革が、主人公や財閥家の運命にどのように影響するのか。視聴者はドラマを通じて韓国の歴史的な背景やその影響を理解することができ、物語が単なるフィクションではなく、現実に基づいたものとしてリアリティを持って展開されていくのです。主人公の深い心理描写と感情の揺れ動き
主人公の複雑な感情や内面の葛藤が丁寧に描かれており、視聴者は彼の心の変化をリアルに感じ取ることができます。裏切られ、生まれ変わった主人公が復讐を誓う一方で、彼が新たに築く家族や人間関係に対する複雑な感情も描かれ、物語に一層の深みを与えています。キャスト
【ユン・ヒョンウ/チン・ドジュン】ソン・ジュンギ
【チン・ヤンチョル】イ・ソンミン
【ソ・ミニョン】シン・ヒョンビン
【チン・ヨンギ】ユン・ジェムン
【ソン・ジョンレ】キム・ジョンナン
【チン・ドンギ】チョ・ハンチョル
【モ・ヒョンビン】パク・ジヒョン
【ユ・ジナ】ソ・ジェヒ
【チン・ユンギ】キム・ヨンジェ
【イ・ヘイン】チョン・ヘヨン
【イ・ピルオク】キム・ヒョン
【チン・ファヨン】キム・シンロク
【チェ・チャンジェ】キム・ドヒョン
【オ・セヒョン】パク・ヒョクグォン
【チン・ソンジュン】キム・ナムヒ
【レーチェル】ティファニー・ヤング
【シン・ギョンミン】パク・ジニョン(GOT7)
主人公
ユン・ヒョンウ/チン・ドジュン
ユン・ヒョンウ:スニャン物産未来資産管理チーム長。
スニャン・グループ企画調整本部傘下の未来資産管理チーム長。強い忠誠心と、素早い判断力、行動力からエースとして一目置かれている。普通の家庭に長男として生まれ、財務チーム長にまで昇進。だが、スニャン・グループ内の誰かの指示により暗殺され、1987年チン・ヤンチョル会長の末孫チン・ドジュンとして目覚める。
チン・ドジュン:
スニャン財閥グループ、チン・ヤンチョル会長の末孫。
▼ソン・ジュンギ
1985年生まれ。成均館大学出身。「カメレオン俳優」と言われるほどの高い演技力。
【主な出演作品】
ドラマ:『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)、『優しい男』(2012年)、『太陽の末裔 Love Under The Sun』(2016年)、『ヴィンチェンツォ』(2021年)、『涙の女王』(2024年 ※カメオ出演)
映画:『霜花店 運命、その愛』(2008年)、『私のオオカミ少年』(2012年)
財閥家の長
チン・ヤンチョル
スニャン・グループ会長。スニャン財閥を国内トップに押し上げた人物。鋭い洞察力と、確固たる自信、行動力の持ち主。それゆえ、後に後継者選びに苦悩することに。
▼イ・ソンミン
1968年生まれ。舞台俳優出身。同じ劇団出身者のソン・ガンホの推薦で映画『シークレット・サンシャイン』などソン・ガンホ主演映画に脇役等での出演をきっかけに徐々にその実力を発揮する。“千の顔”を持つと言われている。
【主な出演作品】
ドラマ:『ゴールデンタイム』(2012年)、『ミセン 未生』(2014年)、『刑事ロク 最後の心理戦』(2022年)、『運の悪い日』(2023年)
映画:『さまよう刃』(2014年)、『華麗なるリベンジ』(2015年)、『リアル』(2017年)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(2018年)、『ビースト』(2019年)
ソウル地検検事
ソ・ミニョン
ソウル地検反腐敗捜査部検事。代々法曹名門家出身の才女、正義感が強い。スニャン財閥を執拗に追跡し、“スニャンの死神”の異名を持つ。
▼シン・ヒョンビン
1986年生まれ。2011年「第47回百想芸術大賞」映画部門で女性新人演技賞を受賞(映画『任務中』2011年)
【主な出演作品】
ドラマ:『ペク・ドンス』(2011年)、『ミストレス』(2018年)、『告白』(2019年)『賢い医師生活』(2020年)、『愛していると言ってくれ』(2023年)、『深夜2時のシンデレラ』(2024年)
映画:『名もなき復讐』(2015年)、『藁にもすがる獣たち』(2020年)
財閥家の長男
チン・ヨンギ
スニャン・グループ副会長。一見穏やかな面持ちだが、長男ゆえ野心は強い。長子承継を信じて父ヤンチョルの指示通りにしていたが、それが撤回されるとドジュンのみならず、実子のソンジュンにも敵意を向ける。
▼ユン・ジェムン
1970年生まれ。舞台もこなし、主演は少ないが出演作品も多く、数々の賞を受賞しているベテラン俳優。
【主な出演作品】
ドラマ:『アイリス』(2009年)、『根の深い木-世宗大王の誓い-』(2011年)、『恋慕』(2021年)、『レッド・スワン』(2024年)
映画:『オクジャ』(2017年)
財閥家の次男
チン・ドンギ
スニャン火災保険社長スニャン・グループの長子承継に不満を持つがゆえ、父と兄と意見衝突が多い。後継者の座を奪うために画策し、ドジュンにもライバル心がある。
▼チョ・ハンチョル
1973年生まれ。劇団出身。韓国でも広く知られているベテラン俳優。
【主な出演作品】
ドラマ:『100日の郎君様』(2018年)、『ヴィンチェンツォ』(2021年)、『海街チャチャチャ』 (2021年)、『智異山<チリサン>~君へのシグナル~』(2021年)、『京城クリーチャー』(2023年)
ソンジュンの妻
モ・ヒョンビン
チン・ソンジュンの妻。「ヒョンソン日報」オーナーの長女。自信家。父ヒョンソン日報の力を借り、ドジュンに近づいたが拒否され、ソンジュンと結婚する。スニャン家の権力と引き換えに愛のない生活を送ることに。
▼パク・ジヒョン
1994年生まれ。女優兼モデル。
【主な出演作品】
ドラマ:『 新米史官ク・ヘリョン』(2019年)、『ブラームスが好きですか?』(2020年)、『ユミの細胞たち』(2021年)、『財閥×刑事』(2024年)
映画:『コンジアム』(2018年)、『ディヴァイン・フューリー』(2019年)
財閥家の三男/ドジュンの父
チン・ユンギ
映画製作及び輸入会社代表。婚外子だが、ほかの兄姉と一緒に育てられる。父ヤンチョルの意志に背いて映画産業に参入し、女優イ・ヘインと結婚。一家とはしばらく絶縁状態だったが息子のドジュンが認められ、家族の一員に復活。穏やかで礼儀正しく、ドジュンにも優しい父親。
▼キム・ヨンジェ
1975年生まれ。短編映画等で活躍、現在テレビドラマでも出演作多数。
【主な出演作品】
ドラマ:『帝王の娘 スベクヒャン』(2013年)、『マザー 無償の愛』(2018年)、『マエストラ』(2023年)、『ナンバーズ -ビルの森の監視者たち-』(2023年)、『家いっぱいの愛』(2024年)
財閥家の長女
チン・ファヨン
スニャン百貨店代表。一人娘のため、甘やかされて育つ。次男ドンギ同様、自分の方が後継者に向いていると信じて父に賢明にアピールするが、、。
▼キム・シンロク
1981年生まれ。
【主な出演作品】
ドラマ:『ある日~真実のベール』(2021年)、『怪物』(2021年)、『ムービング』(2023年)、『涙の女王』(2024年)
長男ヨンギの息子
チン・ソンジュン
財閥3世。ドジュンとは孫同士にあたり、彼を執拗に敵視している。▼キム・ナムヒ
1986年生まれ。
【主な出演作品】
ドラマ:『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)、『ミスター・サンシャイン』(2018年)『ハイクラス~偽りの楽園~』(2021年)