ER緊急救命室 シーズン2

エピソード

1. 第1話 おかえりカーター君！（Welcome Back Carter!）

   ERは、相変わらずの多忙状態。そんな中、カリブで休暇を過ごしたカーターは、飛行機が遅れ、初日から大遅刻。サブインターンとして戻ってくる彼をあてにしていたベントンの怒りは頂点に達する。一方、グリーンがスタッフ・ドクターとなり、その後任のチーフ・レジデントとしてモーゲンスタン部長は実力派のケリー･ウィーバーを他の病院からスカウトする。

2. 第2話 去りゆく夏（Summer Run）

   スーザンは新任のチーフレジデントとしてERにやってきたケリー･ウィーバーとの折り合いが悪く、事あるごとに衝突してしまう。頼みのグリーンも遠距離通勤で頭がいっぱい…。スーザンは、姉クロエが熱を出した赤ん坊スージーを預けていったため、面倒を見なければならなくなるし、そのクロエが再出発を誓ってコンピュータ学校に通っていたはずなのに中途退学していることが分かり…。

3. 第3話 死を乗り越えて（Do One, Teach One, Kill One）

   クロエがスージーを置いて家を出て行ったため、スーザンは私生活でも大きな負担を背負いこむことになる。一方、救急車治療の実習を終えたキャロルは、行動を共にした救急隊員シェップからデートを申し込まれ、戸惑う。カーターは初めて自分の患者を持つことになるが…。

4. 第4話 人生とは（What Life?）

   スーザンは､スージーの育児に追われ診断ミスを引き起こし、ケリーとの関係をさらに悪化させる｡ジェニーに関係を解消されたベントンは､短気になりケンカをして指を傷つけてしまう。そのため大事な手術をカーターに任せることに。手術を初めて成功させたカーターは大喜び、医学生のハーパーとのデートも順調で…。

5. 第5話 決断の時（And Baby Makes Two）

   ケリーが休みのため、スタッフものんびり。だがスーザンだけは、スージーを養子に出すか､自分で育てるかで真剣に悩む｡またロスは､エイズの少年に苦痛を伴う治療を続けるべきかどうかでグリーンと対立する｡一方カーターは、ベントンが指を怪我している間に多くの手術をアシストして、めきめき腕をあげる。

6. 第6話 こんな日々（Days Like This）

   ロスとハーパーが一夜の過ちを犯してしまい、カーターは茫然自失。そのロスは以前から不仲だった小児科部長バーンスタインの指示を無視して患者を入院させたため、ER解雇の危機に…｡一方ベントンは､ジェニーがドクターアシスタントとしてERに赴任したため戸惑いを隠せない｡

7. 第7話 地獄からの救出（Hell and High Water）

   ある小児科での就職面接の帰り。ロスは、水路で溺れかけていた少年を見つけ救出に当たる。やっと引き上げたときは呼吸停止の状態だったが、事件を知って駆けつけた報道ヘリに乗せて強引に病院に運ぶ。この事件で、彼は人生の大きな転機を迎えることに…｡

8. 第8話 秘められた傷跡（The Secret Sharer）

   少年を救ったことで一躍ヒーローとなったロスに、バーンスタインは復帰を要請。頑なだったロスもグリーンの忠告を受け思い直す。そんな時に20数年間音信不通だった彼の父親レイから電話が…。自殺未遂の少女の看護にあたったキャロルは､自殺の原因となった本当の理由を知り愕然とする｡

9. 第9話 わが家（Home）

   スージーの世話のため、自分の昇進のチャンスを見送るスーザン。ベントンは心臓血管外科の権威ビューセリッチの特別研究チームに参加することになる。妻のジェニファーが交通事故にあったと連絡を受け、グリーンは病院に駆けつける。ジェニファーは命に別条はなく娘レイチェルも無事だったが、妻に恋人がいることが分かり、グリーンは大きなショックを受ける。

10. 第10話 奇跡はここで起きる（A Miracle Happens Here）

    今年もクリスマスがやってきてカウンティ総合病院では様々なことが起こる。妊婦を死なせた診療で相手の夫から訴えられ、弁護士と対策を練るグリーン、シェップからプロポーズされるキャロル…。ERには多様な患者が次々と運び込まれ、相変わらず慌しい一日が去っていく。

11. 第11話 真冬の試練（Dead of Winter）

    家庭内暴力の通報があり、駆けつけた救急隊員は､なんと22人の飢餓状態の子供たちを発見する｡グリーンはジェニファーに離婚訴訟を起こされ辛い試練を迎える。そんなグリーンにスーザンは同情を寄せる｡ドクター・アシスタントのジェニーは自分の勤務状態に関する評価が芳しくないことを聞き落胆。別れたベントンの仕業かと勘ぐるが…。

12. 第12話 これも人生（True Lies）

    ベントンは、心臓血管外科の権威ビューセリッチのチームに迎えられて有頂天。カーターは､患者の死期をその夫に宣告できずに悩んでいた｡一方、グリーンは娘を引き離そうとする妻の強引な態度にうんざり｡ベントンは､手柄を焦り､手術に失敗するのだが…｡

13. 第13話 グリーンでいるのも楽じゃない（It's Not Easy Being Greene）

    グリーンは､せっかくのオフをERで過ごすことに｡家の修理にお金がほしいキャロルは､患者のアドバイスでミミズの養殖を始める｡またスーザンはケリーの指導を受けると聞いて、チーフレジデント昇進を躊躇する｡ベントンはビューセリッチが自分の新しい手技を学会に認めさせるために、強引な方法でオペの成功率を操作していることに気づき…。

14. 第14話 正しいこととは・・・（The Right Thing）

    ロスの誕生日に合わせて、パーティ用のお酒を買いに出かけたグリーンとスーザンを見かけたカーターは、あらぬ噂をER中に流す｡一方ベントンはビューセリッチの研究成果を示す統計に疑問を持ち、真正面からビューセリッチを批判するが、たちまち研究チームをクビにされてしまう。

15. 第15話 ベビーシャワー（Baby Shower）

    産科フロアがスプリンクラーの故障で水浸しになったため、陣痛の始まった8人の妊婦を急きょERで出産させることに｡研究チームから外されたベントンは､オペもさせてもらえないため、ERでの救命活動に集中する。

16. 第16話 同僚（The Healers）

    アパート火災が発生｡帰宅途中に連絡を受けた救急隊員のシェップとラウルは、まだ子供が残されているのを知り､無謀にも火の中に飛び込み、子供たちを救出する。だがラウルは全身にやけどを負いERにかつぎ込まれる。その頃ロスは､寒さに堪えて父を待ち続けていた。

17. 第17話 マッチゲーム（The Match Game）

    交通事故で運び込まれた少年が､骨肉腫であることをベントンが発見｡前の診察で見落としたロスを責める｡一方、カーターは病院に残れるかが気になって朝から緊張でグッタリ｡グリーンはバイク通勤を始める。

18. 第18話 夜勤（A Shift in the Night）

    最近ついていないグリーン、3日も夜勤が続いてやっと家に帰ったと思ったら病院から緊急の呼び出し。ついにその日も夜勤になってしまう。その夜はドクターはグリーン一人、そのほかはレジデント数名とカーターだけ。そんなときに限ってER始まって以来と思われる大勢の患者が押し寄せ、グリーンは大胆な行動を起こす｡

19. 第19話 行く手を阻むもの（Fire in the Belly）

    クロエのフィアンセが警官であることもあり、養子を申請しても許可されないだろうと忠告されたスーザン。だが、いまだに姉を信用できない。カーターには強敵デールが現れた。インターンのデールはハーバード出身で、しかもハーパーの元恋人らしい。最近のカーターの強引さに疑問を抱いていたハーパーは、これが契機となりカーターのもとを去る。

20. 第20話 つらい別れ（Fevers of Unknown Origin）

    ロスは父親レイの仕事のボスであるカレンと関係を持つ。その父はカレンの大金を持ち逃げしてしまった。ベントンはビューセリッチの推薦により自分が年間最優秀レジデントに選ばれたと知って驚く。キャロルはラウルを亡くして以来のシェップが、短気で暴力的になっていくことを心配していた。

21. 第21話 折れた翼をいやす者（Take These Broken Wings）

    ロスの父親レイが持ち逃げしたカレンの会社の大金は、以前ロスが父親からもらったお金だった。しかし自分が誤診をした少年の治療にその金を使ってしまったので、母親のサラに借金をして返そうとするが、父親が盗んだ金は25万ドルと知って愕然とする。

22. 第22話 ドクター　ジョン・カーター（John Carter, M.D.）

    グリーンは元妻ジェニファーが早くも再婚すると知って動揺。しかもスーザンを来年のチーフ・レジデントに推すと言う条件でケリーをスタッフ・ドクターに推薦したのにスーザンがそれを拒んだと知り、裏切られた気持ちに。そのスーザンはスージーを奪われて以来心に穴があいたようだ。当局のやり方に腹を立てたキャロルは…。