レジデント 型破りな天才研修医 シーズン6

エピソード

1. 第1話 2つの心臓

   AJとパドマは双子を授かり、妊娠は順調と思っていた矢先にパドマが倒れてしまう。検査の結果、双子の血管がつながり母子ともに危険な状態であることが発覚する。しかしチャステイン・パーク記念病院では手術をするための機材がないためオーランドの病院へ緊急転院を試みるが、悪天候で搬送用のヘリコプターが離陸できず…。

2. 第2話 希望と不安（Peek and Shriek）

   知事選の投票所で暴力事件が発生。
   複数の負傷者が運び込まれ、コンラッドたちは治療にあたるが、事件の発端となった男が病院で暴れ出す。男が退役軍人だと知ったコンラッドは、彼に寄り添い、怒りを爆発させる原因について診断を下す。
   一方、デヴォンから多発性硬化症の患者の臨床試験について相談を受けたキットは、同じ病気のベルの治療にも使えないかと考える。

3. 第3話 一発の銃弾（One Bullet）

   銃で撃たれた男に偶然遭遇したコンラッドとケイド。
   一刻を争う状態だったが、近くの病院からは受け入れを断られ、チャステインへ運び込む。
   患者は傷の影響が全身に及んでいるため、複数の医師や看護師たちが対処に携わることに。その影響で、帝王切開のため入院したパドマの手術も延期となってしまう。
   そんな中、病院内では薬物検査が行われ…。

4. 第4話 うしろめたい思い（It Won't Be Like This for Long）

   薬物依存の女性に治療にあたるケイド。再検査に備えて薬物を断っているイアンは、禁断症状に苦しみながら、その女性が産んだ女児の手術をすることに。
   一方、コンラッドはテコンドー昇級試験を前に不安そうな娘と過ごすため、デヴォンにシフトを代わってもらう。
   筋無力症の患者を担当するデヴォンは、一向に回復しない状況を見て、最初の診断結果に疑問を持ち始める。

5. 第5話 強がりの奥に（River in Egypt, A）

   ERに搬送されてきた大学教授は、コンラッドが研修医時代に担当した患者だった。当初は肺炎かと思われたのだが…。
   一方、デヴォンの前にはアンチエイジング療法を信頼し、永遠の命への答えだと考えている男性が現れ、自ら証明しようとする。
   だが、腕立て伏せを100回した後、階段を一周しようと走り出した途端に倒れてしまう。

6. 第6話 挙式の夜に（For Better or Worse）

   キットとベルの結婚式のリバーサルが行われている最中、病院への資金援助が期待できるシリコンバレーの大物トレイシーから、娘を診てほしいとベルに電話が入る。
   検査の結果、肝不全の疑いがあり、移植が必要だとトレイシーに告げると、彼女は国内一の小児外科医がいる病院へ移ろうとする。彼女がその医師に電話をかけると…。
   一方、ビリーはジジとサミーのドレス選びを引き受ける。

7. 第7話 キメラ（Chimera, The）

   刑務所を訪れたコンラッドとオースティン。
   囚人の姉ジャナヤによると、弟のボビーが面会中に激痛を訴えたが、身内であることが理由で診察の許可が下りなかったという。刑務所の医師は本人の訴えを信じておらず、刑務所から出たい病だと話すが…。キットとベルは、公立病院の予算削減を検討している州知事と面会する。
   一方、ケイドはキットとベルの結婚式で見つめあうコンラッドとビリーの画像を見て不安になる。

8. 第8話 勝利のカギ（Better Part of Valor, The）

   13歳の少年マリクが薬の過剰摂取の疑いでチャステインに搬送されてくる。
   付き添ってきた少女の話では、少年の兄アミルがアメフトで怪我をした時に病院でもらった薬だというが、医師が処方したものではなかった。コンラッドは被害を食い止めようとアミルを捜すことに。
   一方、州知事を敵に回したベルに召喚状が届く。

9. 第9話 高まるプレッシャー（No Pressure, No Diamonds）

   激しい痛みに堪えながらチャステインに運ばれてきた男性。その腕には何かに引っ掻かれたような生々しい傷があった。
   男は大きな猫に襲われたと主張するだけで、コンラッドたちは診断を下すために様々な検査をすることに。
   一方、国内初となるチタン製胸郭の移植手術の準備を進めるデヴォンは、提携先のラボを取材している女性から、手術の様子を撮影したいと持ち掛けられる。

10. 第10話 家族のかたち（Family Day）

    5年間音信不通だったニックの父カイルがチャステインに搬送され、コンラッドと対面。
    最初は頑なな態度をとっていたが、ジジと会って気持ちに変化が現れる。医師たちはカイルの治療方法について議論を重ねる。ケイドは、リハビリ施設に入った父イアンに会いに行く。だがコンラッドには話せずにいた…。
    ビリーは担当患者にリスクが極めて高い手術は避けるべきだと説明したものの、息子たちに手術するよう迫まられ、執刀することに。

11. 第11話 やり抜く勇気（All in）

    ヤマダ医師の恩師で有名な胸部心臓外科医が、心臓の痛みを訴えてチャステインにやってくる。
    自ら診断を下すのだが、それは非常に珍しく難しいものだった。一方、キットは予算削減のため、外傷センター閉鎖を決断するのだが…。
    そして、ケイドから父親のことを打ち明けられたコンラッドは、自分の正直な気持ちを話すことに。リーラは産後うつと診断されたパドマに寄り添う。

12. 第12話 大義のために（All the Wiser）

    大雨と強風によってヘリコプターの墜落事故が発生し、次々とチャステインのERに患者が運び込まれてくる。
    その中には、病院の予算削減を推し進めるマーク・ベッツ知事もいた。転院を要求する知事をなだめ、コンラッドたちは治療にあたる。
    検査の結果、知事には以前から心臓に疾患があったことが判明、心臓移植が必要だった。さらに、ヘリコプターの操縦士も深刻な状況となり…。

13. 第13話 愛する想い（All Hands on Deck）

    自分の誕生日会でサミーに会えるのを心待ちにしていたジジ。だが飛行機の中で腹痛を訴えたサミーはチャステインに搬送される。
    状況から見てガン再発の可能性もあったが、コンラッドは検査の結果を待つことに。そして、自身の問題を打ち明けられないまま病院を離れたイアンが、キットに呼び戻される。
    そんな中、ベッツ知事の心臓移植手術が始まろうとしていた。