LAW & ORDER：性犯罪特捜班 シーズン24

エピソード

1. 第1話 少女売春の闇を暴け（GIMME SHELTER, PART II）

   

   少女売春婦エヴァの殺害事件を追うSVU､27分署､組織犯罪特捜班は14歳の売春婦ニコールの証言から､組織のリーダーであるシレンコがエヴァを殺害したと突き止める｡
   シレンコの家に踏み込むと､そこには大型の即席爆破装置の部品があった｡シレンコは完成した爆弾とともに行方をくらましたのだ｡
   ステイブラーは情報屋のビンスを使い爆破の標的を探ろうとするが危険を察知したシレンコはビンスを殺し､再び逃げるのだった｡

2. 第2話 捜査の駆け引き（ONE YOU FEED, THE）

   

   少年ギャング団にオハイオから来た少女がレイプされ､その父親が惨殺された｡
   事態を重く見た警視総監はドゥアルテ警部率いるギャング特捜班との共同捜査を命じる｡
   本件を利用しギャングのリーダー逮捕を狙うドゥアルテと被害者の心を最優先に考えるベンソンはことごとく衝突する｡
   またドゥアルテからギャング特捜班入りを勧められたベラスコは苦悩し､ケガから復帰したばかりのロリンズも撃たれた時の記憶を消せずにいた｡

3. 第3話 ミラー効果（MIRROR EFFECT）

   

   ロリンズとカリシが､音楽業界の人気カップル､オースティンとケルシーのケンカに遭遇する｡
   ケルシーを保護して家に送るが､オースティンと抱き合う彼女を見て､ロリンズはやり切れない気持ちに｡
   翌日､顔にアザを作ったケルシーがSVUに現れる｡オースティンを訴えるか悩む彼女に､ベンソンは捜査してから決めればいいと助言する｡
   だが捜査を進めていた矢先､オースティンとケルシーが婚約を発表｡ケルシーは訴えを取り下げる｡

4. 第4話 踏み出せない一歩（STEPS WE CANNOT TAKE, THE）

   

   インドからアメリカに移住したシング一家｡レストラン開店に向け準備していたところ､ヘルメットをかぶった侵入者に父親と母親が撃たれ､娘のプリヤが連れ去られる｡
   犯人がイライアス･オルセンだと突き止め､家を捜索したところ南京錠が掛かった地下室からプリヤの他にナディーンとジリアン､そして幼い少女ベラが見つかった｡
   ベラはジリアンのことを“ママ”と呼ぶ｡逮捕されたイライアスは｢父親のせいだ｣と主張するのだった｡

5. 第5話 ビーチの王様（BREAKWATER）

   

   ライフセイバーのディエゴがチーフのポール･グレコと乱闘｡その後 酒に酔って暴れたディエゴはフィンたちにグレコにレイプされたと口走る｡
   酔いがさめたディエゴは自身のレイプ被害を否定｡ライフセイバー志望の妹マルティナがグレコに狙われていると訴える｡
   彼の証言を重く見たSVUは直接グレコに聴取する｡その直後､遅刻の罰として水泳訓練を命じられていたディエゴが溺れる｡
   だが他のライフガードは救助に向かわなかった｡

6. 第6話 野焼き（CONTROLLED BURN）

   

   買収契約を控えたホワイト&ジャンセン証券のスペンサーは部下のマギーを怪しげなパーティに連れていく｡
   カラスのマスクを着けた男からドリンクをもらって飲んだマギーは意識を失ってしまう｡
   目覚めた時には衣服ははだけ､街中をフラフラと歩いていたところ口から下着を吐き出して倒れてしまう｡
   彼女を助けて病院へ運んだホームレスは｢カラスに追われていた｣と証言するが､マギー本人は｢レイプは不可能だ｣と否定するのだった｡

7. 第7話 スター選手の裏の顔（DEAD BALL）

   

   人気サッカー選手のパウロを取材した記者ネリーがレイプされたと訴える｡
   SVUが捜査に乗り出すが､2人は8年前に交際していて､金目当てのウソだとパウロ側は主張する｡
   ネリーは交際の事実を認め､その時にできた息子もいると判明｡彼女はパウロに親権裁判をすると脅されて訴えを取り下げる｡
   だが“調べれば真実は明らかになる”というネリーを信じ捜査を進めると､パウロが民事訴訟で女性たちから訴えられていたことが分かる｡

8. 第8話 より良い自分に（A BETTER PERSON）

   

   ボウリング場で父親のマック刑事に21歳の誕生日を祝ってもらっていたエイダンは腹を立てて帰ってしまう｡
   その晩､エイダンのアパートを訪れたマックは床に倒れている息子を発見する｡彼の体には多数の歯形があり殺されていたのだ｡
   犯罪現場は現状維持しなければいけないと知りつつ､マックは息子をベッドに移しタオルを掛けてしまう｡
   その翌日､同じ手口で殺人未遂事件が起きる｡被害者のコーラはトランスジェンダーだった｡

9. 第9話 旅立ち（AND A TRAUMA IN A PEAR TREE）

   

   ノアがDNAで肉親を捜すサイトを使い､実の兄のコナーを見つけ出す｡
   ベンソンはコナーが養父母と暮らす町を訪れ､コナーの家にノアを泊まらせ､自らはモーテルに宿泊｡そこで隠しカメラを発見する｡
   翌日､その町までやってきたロリンズと共に捜査を行い､盗撮犯の自白を引き出して地元署に引き渡した｡
   一方､カリシはイライアス･オルセンの裁判でマンシーを尋問｡マンシーは弁護側の挑発に乗って暴言を吐いてしまう｡

10. 第10話 新たなる挑戦（JUMPED IN）

    

    ロリンズが去り人手不足に悩むSVUに刑事局長マクグラスが難題を持ち込んだ｡失態続きのブロンクスSVUに司法省の調査が入ることになったのだ｡
    政府の介入を避けるためマクグラスはマンハッタンとブロンクスの連携を提案する｡
    その夜､ベンソンはブロンクスのギャングBX9のメンバーと思われる少年に襲われる｡
    BX9のリーダーであるオスカー･パパを逮捕するため､ベンソンはブロンクスSVUに乗り込む決心をする｡

11. 第11話 ギャングの勧誘（SOLDIER UP）

    

    ベンソンは自分を襲ったギャングの少年フガジも被害者だと考え､口を割らせることより母親と再会させることを優先する｡
    彼女のやり方を手ぬいと考えるドゥアルテは､ギャングがレイプを利用してメンバーを勧誘していることを示す衝撃的な証拠を彼女に見せるのだった｡
    マンシーが入手した情報から､レイプした2名のギャングを逮捕｡フガジは“マエストロ”にベンソン殺害を命じられたと言うが､何者かは語らず捜査は行き詰まる｡

12. 第12話 血の掟（BLOOD OUT）

    

    運転手ベニー･バロスの録音のおかげでBX9のボス､オスカー･パパを逮捕することができた｡
    その録音からベンソン親子が襲われたのは､ドゥアルテ警部の戦略に対する報復だと判明する｡
    フィンとブルーノはゴミ収集車からレイプ被害女性を発見し､新たな事件の捜査に当たる｡
    ベラスコはBX9勧誘者サクリレジことヘクターの口を割らせようと､薬物依存症の彼にドラッグを与えるが､それをチャーリッシュ巡査は非難するのだった｡

13. 第13話 謎の救急車（INTERSECTION）

    

    夜中の交差点で車両事故が発生し､負傷した女性が婚約者の目の前で救急隊員にレイプされた｡
    ブルーノを含むSVUが捜査を始めるが救急隊員を目撃した者はいなかった｡
    監視カメラに残された映像から救急車はオークションで競り落とされた中古車と判明｡
    だが購入者として登録されていたカーディーラーの男は犯行を否定し､自宅からは救急車が発見されなかった｡
    ところが､またしても交通事故現場で女性がレイプされる事件が起きる｡

14. 第14話 オランダの涙（DUTCH TEARS）

    

    フィンがハーレムで表彰される｡
    祝いの席から帰宅すると､23年前の麻薬課時代に薬物所持で逮捕した男が侵入していた｡男は当時17歳だった通称“ダッチ”で､逮捕の直後､拘置所の独房でレイプされたという｡
    犯人は勾留されていた犯罪者で､手引きしたのは看守だった｡フィンはダッチに捜査を約束｡
    ブルーノも捜査に加わり､当時の看守の写真をダッチに見せる｡
    ダッチが指した人物は…｡

15. 第15話 月の王様（KING OF THE MOON）

    

    子供の頃に恋に落ち､結婚して幸せに暮らしていた神経学者のペンスとウィニー｡ペンスが認知症を患ってからも愛情は変わらなかった｡
    だがある日､ウィニーがレイプされ窒息死させられる｡
    自白したペンスが逮捕され､殺人罪で起訴されるはずだったが､カリシは引っかかりを覚え､ベンソンと捜査することに｡
    一方､チャーリッシュが盗聴したベラスコの告白が虚言かどうか､真相を突き止めるべく､フィンがベラスコを尋問する｡

16. 第16話 不在の存在（THE PRESENCE OF ABSENCE）

    

    2年前に夫を亡くしたゾーイは親友ジェナの勧めでマッチングアプリを使い､理想の男性クラウス･ダーシーとマッチしDMを交わすようになる｡
    DMの内容が少々過激で､SM的だったためジェナはゾーイに｢彼と会うのはやめたほうがいい｣と止めるが､ゾーイは彼とホテルで会うようになる｡
    ある晩いつものように目隠しをして彼と会ったゾーイはレイプされてしまう｡
    おとり捜査でクラウスをおびき寄せるが､そこに現れたのは…｡

17. 第17話 ライムの香り（LIME CHASER）

    

    ベラスコを密告して以来､マンシーとチャーリッシュの仲は最悪の状態に｡
    仲直りさせようとブルーノが誘い出したバーで､チャーリッシュはマンシーの弟テディと知り合う｡
    同じころ､薬物を使ったレイプ事件が発生｡被害者のアビーはバーでテキーラを飲んで以降の記憶があいまいだが､犯人は中年男性2人と主張｡
    バーテンダーのアーロが怪しいとにらむSVU｡その時 チャーリッシュはアーロとテディの2ショット写真を見つける｡

18. 第18話 過保護（Bubble wrap）

    

    建設会社に勤めるマーティンという男が部下のインテリアデザイナー､モナをレイプした｡
    マンシーとチャーリッシュがモナを聴取すると､モナはクビになっても構わないから告訴したいと言う｡
    一方のマーティンはベンソンらの聴取に対し､レイプはしていないと主張｡
    やがてレイプ検査のＤＮＡとモナの同居人の証言で証拠が固まり､SVUはマーティンの逮捕に踏み切ろうとする｡しかしモナが突然､告訴をやめると言い出す｡

19. 第19話 罪深き者（Bend The Law）

    

    マクスウェルの夫ロジャーが所属する会員制クラブで､15歳の少女たちへの性的な行為が発覚｡
    ロジャーは何も知らなかったと主張するが､逮捕された友人は､ロジャーこそが首謀者だと証言する｡
    一方､チリーを捜すようベンソンに迫られていたベラスコ｡
    メイン州の女性がチリーの母親に送金していることが判明し､調べるよう命じられる｡
    チャーリッシュと現地に向かったベラスコは､女性を訪ねた中学校でまさかの人物を見つける｡

20. 第20話 議論の余地（Debatable）

    

    討論クラブのエースとして討論会に臨むナオミ｡
    クラブの男子メンバーがスクールバスで移動する一方､唯一の女子メンバーである彼女はコーチ夫妻の車に乗り優遇されている｡
    決勝戦の第1戦に勝利し､男子の部屋でのパーティに参加したあと､動揺した様子のナオミはスクールバスに火をつけ逮捕されてしまう｡
    放火した理由を聞かれ｢男子にレイプされた｣と証言するが､男子の1人がレイプ犯は別にいると言い証拠映像を見せる｡

21. 第21話 事件を結ぶ糸（BAD THINGS）

    

    女性旅行者がホテルでレイプされた｡
    犯人は被害者の名前を知っており恋人を装ってルームキーを入手｡しかもレイプの様子をカメラで撮影していた｡
    捜査を始めるSVUに同じ手口のレイプ事件発生の報が入る｡今度の被害者は地元のハーブティ専門店で働く女性だった｡
    一方 マンシーとチャーリッシュは地中に埋められた檻に男性が監禁されていた事件を追う｡
    マンシーは現場の状況からイライアス･オルセンの仕業ではないかと疑う｡

22. 第22話 匿名性の闇（All Pain Is One Malady）

    SVUは、犯罪依頼を投稿する報復サイト「シャドウワーク」が使われてNYで実行された事件の依頼主と実行犯を逮捕。
    FBIや組織犯罪班と連携して黒幕を追う。FBIはサイトのサーバーのある、オハイオ州ダブリンの会社を監視。組織犯罪班はサーバーにウイルスを仕込み、黒幕を誘い出す作戦を決行する。
    一方、元恋人の依頼でレイプ被害に遭ったケイトが再び性的暴行されてしまう。SVUはサイトとの関連性を調べるが…。