NCIS ～ネイビー犯罪捜査班 シーズン20

エピソード

1. 第1話 大鴉（A Family Matter）

   

   殺人の罪を着せられたパーカーを救うため､黒幕であるレイヴンの動機を調べるマクギーたち｡
   するとパーカーが逃亡犯となったことで､かつてパーカーに捕まった犯罪者たちが上訴し､出所しようとしていることが分かる｡
   一方､パーカーは一緒に逃亡している元妻の不審な動きに気づき､ケイシーたちに携帯の追跡を依頼｡その後､ハワイの支局からテナント捜査官とアーニーが訪れ､レイヴンを確保するための作戦に参加する｡

2. 第2話 パパ友（Daddy Issues）

   

   政府の貯蔵施設で死体が発見され､その仲間と見られる男が逃走｡施設には武器が貯蔵されていたことから､NCISは強盗目的だと考え､犯人たちの侵入方法を調べる｡
   するとセキュリティソフトのコードを書いた人物が､マクギーの子供たちが通う学校の保護者カーターであることが発覚｡
   その後､マクギーとトーレスがカーター主催のイベントに足を運ぶと､何と彼の車が爆発し､さらにカーターとギャングとの関連性が明らかに｡

3. 第3話 呪いの財宝（Unearth）

   

   国立墓地で死体が発見される｡パーカーたちが現場に行くと､なぜか記者たちが集まっており､死体の臓器が抜かれて体内に石が詰められていたことが発覚｡
   被害者は死亡前に精神科医のグレイスに電話していたことから､グレイスの患者でもあるトーレスが話を聞きに行く｡
   一方､石の1つには鳥の頭がついた人間の体が描かれており､ダッキーとナイトが博物館の専門家に意見を求めると､アフガニスタンの財宝に結びつく｡

4. 第4話 森の魔物（Leave No Trace）

   

   国立公園で三等兵曹が死亡｡ガイドは奇妙な行動が目撃されているクマの仕業だと主張するが､死体には刺創があり､チームは他殺だと判断して捜査を開始する｡
   ナイトたちが手掛かりを求めて森の中を歩いていると､かつてナイトと交際していた国立公園局の捜査官ゲイジ･ウィンチェスターに遭遇｡
   国立公園で殺人事件が多発していることから､NCISと国立公園局が合同捜査を行うことになり､パーマーは心中穏やかでいられない｡

5. 第5話 後見人（Guardian）

   

   ヴァンスの自宅に何者かが侵入する｡ヴァンスは持ち前のパンチ力で侵入者たちを撃退するが､無作為の強盗事件ではなくヴァンスを狙っていた可能性が浮上｡
   ところがヴァンスは危険を顧みずにベルリンの総会に出席すると主張し､パーカーが護衛として同行することに｡
   そしてベルリンでドイツ連邦情報局のレナ･ポールセン副長官と再会したヴァンスは､パーカーに黙ってレナと密会しようとするが､そこでさらなる事件が発生する｡

6. 第6話 善玉（The Good Fighter）

   

   大尉の留守宅でNCIS捜査官オーティス･カトリの死体が発見される｡
   オーティスは大尉に代わってネコの世話をしており､そのネコの足に犯人の血が付着したと推測されるが､ネコは姿を消していた｡
   さらにオーティスの妹によると､ネコの世話について知っていたのはNCISの同僚だけだという｡その後､オーティスのパソコンからなぜかケイシーの指紋が検出され､ケイシーはパーカーとマクギーに取調室で話をしたいと主張する｡

7. 第7話 愛憎（Love Lost）

   

   NCISに犯罪を届け出たいという男性がやってくる｡
   彼は海軍長官の夫のフェリックスで､この1週間で3回も長官に殺されかけたと主張｡
   チームはフェリックスの話を疑うが､彼が突然泡を吹いて倒れてしまう｡
   病院に駆けつけたフェリックスの娘は､両親の不仲を認めるものの､母親の仕業ではないと断言｡しかしケイシーの分析でフェリックスの血中から神経ガスが検出されたため､チームは渋々海軍長官を取り調べることに｡

8. 第8話 ターキートロット（Turkey Trot）

   

   感謝祭のマラソン大会で爆発が起き､海軍大将の命が危険にさらされる｡
   当初は大将を慕う男の仕業だと思われたが､爆発は爆弾ではなく発砲によって発生しており､犯人は別にいることが判明｡パーカーたちは監視映像から犯人の特定を急ぐ｡
   一方､妹のロビンから感謝祭のランチに誘われていたナイトは､捜査をチームに任せてケイシーと共にロビンの元へ｡
   折り合いの悪い姉妹は早速口論になるが､実は彼女たちに危険が迫っていた｡

9. 第9話 高等教育（Higher Education）

   

   海軍予備役の演習に参加予定だった男子大学生ワトソンが､突然服を脱いで車道に飛び出し､車にはねられて死亡する｡
   彼は死亡前にカフェを訪れており､チームが監視映像を調べると､ワトソンがマクギーの妻デライラと一緒にいたことが発覚｡
   デライラは研究の相談に乗っていただけだと言うが､ワトソンが政府機関のサーバーに侵入して強力なアクセスキーを作っていたことが分かり､ヴァンスとパーカーはデライラに疑いの目を向ける｡

10. 第10話 チームプレー（Too Many Cooks）

    

    訓練センターのデイル･ハーディング教授が引退するにあたり､送別会に出席するためにハワイのテナントとブーンがＤＣを訪れる｡
    ところが教授が命を絶ったという知らせが舞い込み､一同は彼の自宅へ｡
    すると一足先にロス支局のカレンとハンナが現場を検証しており､捜査官たちは合同で自殺の真相を突き止めることに｡
    その後､ケイシーの分析により教授が政府の機密文書を盗んだことが分かり､なぜかマクギーの関与が疑われる｡

11. 第11話 禁断の恋（Bridges）

    

    モーテルの一室で海軍少尉アシュリー･ワッツの死体が見つかり､モーテルの予約にパーカーの名前が使われていたことが発覚｡
    ケイシーの分析によると､犯人はパーカーの個人情報を盗み､国防総省の人事資料にアクセスしていたという｡
    さらにアシュリーの恋人がパーカーの初恋の相手の息子だということが分かり､パーカーは緊張の再会を果たすことに｡
    一方､ナイトはパーマーが娘のヴィクトリアを会わせたがらないことに疑問を抱く｡

12. 第12話 トラック強盗（Big Rig）

    

    潜入捜査中のソーヤーが動揺した様子でトーレスの前に現れ､また姿を消す｡
    ソーヤーはFBI主導の合同捜査に参加しており､トーレスとナイトがソーヤーの宿泊先に行くと､全焼した車の中から死体が発見される｡
    ソーヤーより前にFBIから声をかけられていたトーレスは､潜入を断った自分を責めるが､被害者はソーヤーと組んでいたFBI捜査官だと発覚｡
    そこでトーレスはトラック運転手を装い､ソーヤーに接触する｡

13. 第13話 呪われた瞳（ Evil Eye）

    

    女優クロエ･マーリーンがNCIS捜査官を演じることになり､役作りへの協力を命じられたナイト｡
    折しも海軍大尉の元に生首が送られてくるという事件が発生したため､クロエを連れて現場を検証すると､生首が入っていた配達ロボットが爆発する｡
    チームが被害者の胴体を捜索すると､新たに2人の首なし死体が発見され､犯人がギロチンで頭部を切断していたことが判明｡
    被害者3人の共通点は左右の瞳の色が異なることだった｡

14. 第14話 パートナー（ Old Wounds）

    

    貨物を輸送中の少尉が殺害され､海軍が押収した違法オピオイドが車内から盗まれる｡
    すると錠剤に刻まれたマークを見た途端､パーカーの態度が豹変｡
    かつて薬物を取引していたクレイトン･ウィルズに怒りの矛先を向けるが､ウィルズは出所後IT起業家に転身しており､彼の弁護士は関与を否定する｡
    激怒するパーカーに面食らうチームは､かつてFBIでパーカーとパートナーを組んでいたジェレミーから事情を聞く｡

15. 第15話 マッチング（Unusual Suspects）

    

    一等兵曹サム･ヴェガが自動車事故で死亡｡死体には注射痕とあざがあり､薬を打たれた末に首を絞められていたことが判明する｡
    さらに自宅には血文字が書かれており､チームはメールで暴言を吐いていた恋人を疑うが､彼女はサムが浮気相手に殺されたと主張｡
    ところが浮気相手と思われた女性は､老人ホームで暮らす85歳の女性だった｡
    一方､パーカーは老人ホームを追い出された父と同居することになり､ストレスを抱える｡

16. 第16話 バタフライ効果（Butterfly Effect）

    

    海軍の新兵募集センターが入っている建物で複数名が倒れ､ガスが散布されたことが発覚｡
    当初はバイオテロかと思われたが､被害者たちに症状はなく､ケイシーの分析によって犯人が牛用の鎮静剤を気化したことが明らかに｡
    さらに政治家や軍の高官などの有力者が狙われていたことが分かり､指名手配中の泥棒が捜査線上に浮上する｡
    そんな中､日本の支局にいるナイトの父親が自転車事故に遭ったという知らせが舞い込む｡

17. 第17話 異国の客（Stranger in a Strange Land）

    

    海兵隊の二等兵ウィリアム･ハクスリーが自宅の車庫で刺殺される｡
    ハクスリーはかつてアフガニスタンに置き去りになった人々を救うために部隊を抜けたことから､給養員に降格｡
    生前はアフガン難民の支援センターでボランティアをしており､トーレスは捜査中に出会った難民の女性と心を通わせる｡
    一方､娘のヴィクトリアのグループデートに反対するジミーは､パーカーの勧めでヴィクトリアが思いを寄せる少年をこっそり調査する｡

18. 第18話 心神喪失（Head Games）

    

    男性が自宅で刺されて重体に｡凶器からは彼の妻である海軍大尉の指紋が検出されるが､彼女は記憶がないと主張する｡
    夫妻がカウンセリングを受けており､大尉が借金を抱えていたことも発覚し､チームは心神喪失を訴えるための演技だと考えるが､大尉は取り調べ中に失神｡
    その後､ジミーが大尉の体内から驚くべきものを発見する｡
    そんな中､ケイシーはなぜか100個の夢リストをかなえようと躍起になり､周囲を心配させる｡

19. 第19話 スポットライト（In the Spotlight）

    

    暴走してきた車が海軍工廠の入り口で衝突事故を起こす｡
    その場に居合わせたナイトが車内から母と幼い息子を救出するものの､助手席に乗っていた男は死亡｡
    親子がなぜか警察を恐れていたため､警察に捜査を引き継がずにNCISが事情を探ると､不法移民の母親が負傷したDEA捜査官を乗せていたことが発覚する｡
    その一方で､事故の救出動画が拡散され､“ワンダーウーマン”と名付けられたナイトは世間の注目を浴びることに｡

20. 第20話 セカンドオピニオン（Second Opinion）

    

    議員の娘アマンダが死体で発見される｡議員は有名な法医学者を捜査に参加させるよう主張し､パーマーは同じ大学に通っていたマイルズ･バウアーと共に検視を行うことに｡
    その後､チームはアマンダの動画に不審なコメントを残していたヴァーノンを逮捕｡
    決定的な証拠がない中､バウアーとパーマーの意見が真っ向から対立し､ヴァンスはパーマーの言い分を信じてヴァーノンを釈放するものの､また新たな事件が起きてしまう｡

21. 第21話 4人のスパイ（Kompromat）

    

    公文書館で警備員が殺害され､ロシアに関する資料が盗まれる｡
    事件当時､ミラー議員が現場にいたことからチームが話を聞こうとすると､彼女とパーカーの意外な関係性が明らかに｡
    その後､NCISが逮捕した4人のロシア人スパイが捕虜交換で送還されることが分かり､チームはロシア側の魂胆を探り始める｡
    一方､ジミーは皆の前でナイトに“愛してる”と口走ってしまい､彼女が同じ思いではないかもしれないと不安を募らせる｡

22. 第22話 ブラックスカイ（Black Sky）

    

    囚人として刑務所に潜入したトーレスは､ロシア人スパイを束ねていたユーリに接触｡
    別の刑務所にいるエヴリンが潜入捜査官の存在を知っていたため､ヴァンスは撤収を指示するが､トーレスはユーリの携帯電話の製造番号をパーカーに伝えて捜査を続行する｡
    そしてマクギーがメールを解読した結果､ユーリの父親がアメリカ社会を崩壊させる計画を立てていることが発覚｡
    さらに刑務所ではトーレスの身に危険が迫る｡