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ウォーキング・デッド シーズン10

ウォーキング・デッド シーズン10

放送予定

この番組の放送予定は現時点で未定です。

イントロダクション



全世界を虜にしてきたサバイバル・ヒューマン・ドラマ

ベストセラーのアメコミ“The Walking Dead”を原作とし、“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、人間たちが時にぶつかりあいながらも生き抜く術を模索していく革新的ドラマ。

映画『ターミネーター』や『エイリアン』で有名な制作総指揮のゲイル・アン・ハードを筆頭に、強力な制作陣が集結した本作は、映画さながらの劇的なストーリーとハイレベルな映像クオリティーで視聴者を魅了。企画は映画『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の監督フランク・ダラボン、また、コミック原作者の人気作家ロバート・カークマンは、脚本や制作にも参加し、原作の別バージョンとも呼べるようなドラマならではのストーリーを紡ぎ出す。極限に追い込まれた人間の心理描写も高く評価され、全米ケーブルTVでの史上最高視聴者数を記録*!世界中が注目する驚異の大人気シリーズ!!

*S5第1話1,730万人を獲得(米ニールセン調べ)

第17話~第22話を追加!今までと違うTWDを体感せよ。

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“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、人間たちが時にぶつかりあいながらも生き抜く術を模索していく本作は、シリーズ開始以来、異例の高視聴率を獲得。極限に追い込まれた人間の心理を見事に描いた心揺さぶるストーリーは、世界中の人々を魅了してきた。

最新シーズンとなるシーズン10では、囁く者を率いるアルファが最期を迎え、アルファの意志を受け継いだベータがウォーカーの大群を率いて生存者の施設を襲撃。“王国”は陥落し、ヒルトップやアレクサンドリアも壊滅状態となり、生き残った者たちは閉じ込められ、互いに離れ離れとなった。そんな死に直面した状況の中でも生存者たちは団結して戦い、シーズン10の第16話では、生存者と囁く者の直接対決が描かれ、ベータの死を以って⾧きにわたる生存者と囁く者との戦いがついに終焉を迎えることとなった。

追加の6話は特定のキャラクターや集団にフォーカスしたアンソロジー形式のエピソードとなり、シーズン10第16話で生存者のグループに帰還したマギーの空白の時間や、ニーガン、さらにプリンセスの過去が掘り下げられる。なお第17話でマギー、第20話でプリンセス、第22話でニーガンにスポットが当てられる。加えて追加エピソードでは囁く者が残した傷跡から自らの力で立ち直ろうとする生存者たちの姿が描かれる。⾧年の苦闘が重くのしかかり、主人公たちは過去のトラウマから脆弱な側面が露呈。人類のあり方、自分たちの共同体のあり方、そして自分の心の状態に疑問を抱くなかで、生存者たちは果たして自身の人生、友情、仲間との絆を守るための内なる強さを見出すことができるのだろうか?

そして、この追加エピソードには豪華ゲストも登場! メイズ役にロバート・パトリック(『ターミネーター2』『ペリー・メイソン』『SCORPION/スコーピオン』)、ニーガンの亡き妻であるルシール役にヒラリー・バートン(『ワン・トゥリー・ヒル』『ホワイトカラー』)、そしてイライジャ役にオケア・エメ・アクワリ(『グリーンランド』『コブラ会』)が出演!

『ウォーキング・デッド』シリーズは作品世界も拡大を続け、『トーキング・デッド』、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』、『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』、そしてリック・グリムス(アンドリュー・リンカーン)のキャラクターに焦点をあてた⾧編映画も製作中。さらに人気キャラクターのダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)とキャロル・ペルティエ(メリッサ・マクブライド)に焦点をあてた新しいスピンオフ作品や、新たなアンソロジー・シリーズ『Tales of The Walking Dead』まで予定されている。

追加エピソードの見どころ

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今回追加される6話はニーガンの過去やマギーがいなくなっていた数年間のこと、ロバート・パトリック演じる新キャラクターの登場など盛りだくさんな内容になっている。

ニーガンの妻であるルシールは、ウォーカーの発生より前の段階でがんを患っていた。その後、彼女が命を落としたあとに、ニーガンは有刺鉄線が巻かれたあのバットにルシールと名づけている。ニーガンとルシールの過去についは、ニーガンがメインの単独コミック『Here's Negan(原題)』で描かれており、この時代をもとに描かれる。

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なお、このルシールを演じたのが、ジェフリーの実際の妻で俳優であるヒラリー・バートンであるということ。これまでヒラリーが撮影現場に遊びにきた写真がインスタグラムなどで公開されてきたことから、ヒラリーもウォーキング・デッド・ファミリーのようなものだったが、ついにドラマに出演! しかもジェフリーと夫婦役という粋なキャスティングとなった。

またマギーとグレンの息子であるハーシェルの成⾧した姿も必見。ハーシェルが最後に姿を現したのはシーズン9の第4話で、当時は1歳前後。そして彼が、母であるマギーとともにシーズン9の第5話で出て行ってから6年の月日が経っている。

★見どころ1★ 心に迫る究極のヒューマンドラマ。

トラウマに悩まされる仲間たち。6
トラウマに悩まされる仲間たち。

ただのゾンビ・ドラマと思うなかれ!“ウォーカー”と呼ばれるゾンビと戦うスリル感だけでなく、本作の中核となっているのが、生き残った人間同士の心揺さぶられるストーリー。秩序を失った世界で、生存者たちは人間性を保てるのか?極限の状況の中、理性や道徳心に対する大きな疑問が投じられる。過酷な生活や様々な葛藤を通して、生きるための「愛、強さ、責任感、自制心」をしっかりと描写し、着実にファンの心を掴んでいく。

“囁く者”の報復を受け、衝撃的な仲間の死を目の当たりにしたダリルたち。シーズン10では、彼らのトラウマに焦点が当てられる。最愛の娘に続き、息子同然として育てていたヘンリーを亡くしたキャロル、そして自らの裏切りのせいで多くの命を犠牲にしてしまったリディア。彼女や仲間たちは心の傷を乗り越えることができるのか?

★見どころ2★ 新たな展開が盛りだくさん!ハラハラドキドキがとまらない

ミショーンはバージルの故郷へ向かうことに。7
ミショーンはバージルの故郷へ向かうことに。

【再び脱獄したニーガンの狙いとは!?】

シーズン9で脱獄を果たすも、結局アレクサンドリアに戻っていたニーガンだったが、シーズン10でも隙を見て脱獄に成功。お決まりの革ジャンとルシールを手に入れ、囁く者の拠点へ。アルファに気に入られようと、囁く者の試練を乗り越えたニーガンは、遂にアルファに跪き、忠誠を誓う…。ニーガンは囁く者の一員となり、再びダリルたちの脅威となってしまうのか?

【無線の声の主は?】

シーズン9のラスト、エゼキエルとジュディスがラジオでの交信を終えると、「もしもし、誰か聞いてる?」と遠くから呼びかける声が入ってきた。果たしてこの声の主は一体…?さらに、シーズン10の前半ではユージーンは衛星の機材を送信機に利用した無線を完成させるが、これにより新たなコミュニティとの接触が生まれることに!リックが連れて行かれたヘリや、マギーが暮らしているという街コモンウェルスと関係しているのか…?果たして、このコミュニティの詳細は明かされるのか!?

アルファの嘘を知ってしまったガンマだが…。8
アルファの嘘を知ってしまったガンマだが…。

【“囁く者”との対立は本格化…?】

シーズン10では、囁く者側のストーリーが更に描かれ、アルファとベータの関係について掘り下げられるほか、グループ内の問題にも焦点が置かれる。前半のストーリーでは、アルファが囁く者たちに「リディアを殺した」と嘘をついていたことが明らかに。自分たちのため、娘の命をも手にかけたアルファを絶対的リーダーとして崇めていた囁く者たちだが、この事実を知ったとき、彼らはどのような反応を示すのか?

一方、「境界線」も引き続き争点となる。シーズン9の最後でダリルたちがやむを得ず境界線を越えた時、そこに囁く者たちはいなかった。少なくとも、いないと思っていたのだが…。この「境界線」をめぐり、囁く者とダリルたちの対決が本格化していく予感!

アンジェラ・カンは、「今までは重火器などでの戦争を描いてきたけれど、これからはそういったものはなくなる」とコメント。一体どのような戦い方が描かれるのか? お互いに子供を奪われた、アルファとキャロルの戦いにも注目!

★見どころ3★ ハリウッド豪華制作メンバー&キャストが集結した圧巻のクオリティー!

第4話の監督を務めたのは、エイブラハム役で出演していたマイケル・カドリッツ !9
第4話の監督を務めたのは、エイブラハム役で出演していたマイケル・カドリッツ !

映画『ターミネーター』や『エイリアン』で有名な制作総指揮のゲイル・アン・ハードを筆頭に、強力な制作陣が集結した本作は、映画さながらの劇的なストーリーとハイレベルな映像クオリティーで視聴者を魅了。コミック原作者の人気作家ロバート・カークマンは、脚本や制作にも参加し、原作の別バージョンとも呼べるようなドラマならではのストーリーを紡ぎ出す。そして、ゾンビメイクの第一人者グレッグ・ニコテロの技術で作られたリアルすぎるほどの“ウォーカー”たちが、モノクロで描かれたアメコミ特有の世界を、色彩と躍動感あふれる映像へと昇華させる!

ロングセラーコミックである原作とのリンクは保ちながらも、「ウォーキング・デッド」はドラマシリーズとしての独創的な世界観を確立。シーズンを追うごとにそのスケールは広がり続け、常にファンを引き付けて止まない卓越した物語が創り上げられている!残念ながら原作コミックは2019年7月に最終話を迎えてしまったが、映画版や新たなスピンオフ・ドラマの制作も決定している。16年間、193巻にわたって紡がれてきた壮大な原作ストーリーは幕を閉じたものの、「ウォーキング・デッド」ユニバースは今後も拡大していくだろう。

また、主要メンバーで仲間の用心棒的存在でもあるダリル役の人気俳優ノーマン・リーダス(『処刑人』)をはじめ、アレクサンドリアのリーダー、ミショーン役のダナイ・グリラ(『ブラックパンサー』)や、シーズン9から新しく加わったルーク役の人気俳優ダン・フォグラー(『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』)、そしてアルファ役のサマンサ・モートン(『マイノリティ・リポート』)など、キャスト陣にも演技力に定評のある俳優が顔を揃える。「ウォーキング・デッド」が世界的ヒット作となった今、キャストたちは本作の出演をきっかけにさらなるスター俳優へと成長を遂げている。

一方、シーズン10からの新キャストも続々と発表されている。囁く者の一員でアルファに心酔する女性、ガンマ役にソーラ・バーチ(『アメリカン・ビューティー』)、新たにアトランタの共同体と接触する生存者、バージル役にケビン・キャロル(『スノーフォール』)が抜擢された。さらに、原作でマギーの相手役となる存在のダンテも登場!原作コミックの設定とは異なり、アレクサンドリアで重要な役割を果たす役になるということだが、マギー役ローレン・コーハンのカムバックも気になるところ…。

さらに、エイブラハム役を演じた俳優マイケル・カドリッツが、シーズン9に引き続き、シーズン10でもディレクターとして参加している。

原題:The Walking Dead

エピソード

  1. 大勢の仲間を無残に殺されたあと王国を捨て、アルファが引いた境界線を守って暮らしていたミショーンたち。囁く者たちが姿を消してからしばらくの時が経ったが、子供たちが皮膚のマスクを発見したことで一気に不穏な空気が広がる。キャロルは仲間と離れ海へ長い航海に出ていたがオーシャンサイドに戻ってくる。ダリルが仲間の元へ戻るよう諭すが、彼女はまた海へ出ると言う。そんな時、空から人工衛星が炎を上げて降ってくる。

  2. 7年前、まだ2人きりだったアルファとリディアは、その時からウォーカーの内臓を体に塗り、群れと行動を共にしていた。ある時、リディアは人が食べられているのを目の当たりにして群れの中で叫んでしまう。危ないところで逃げ込んだ建物の中で大男、後のベータと出会う。そして現在、ヒルトップの門前に赤ん坊を置き去りにさせられた若い女性はトラウマを抱えていた。そんな彼女の姉は妹を、アルファに不誠実だと責めていた。

  3. 囁く者との境界の方角からウォーカーの波が次から次へと押し寄せ、アレクサンドリアの人々は寝る間もなく倒し続け疲れ果てていた。そこへガンマが現れ、境界へ丸腰で来るよう伝える。町では、言いなりではなく裁きを下せとの声が上がるがアルファが従える数万のウォーカーの群れに対抗する術が見つからない。ゲイブリエルは戦闘員が足りない今、ニーガンが大きな戦力になると、アーロンにニーガンを戦闘に連れていくように告げる。

  4. アレクサンドリアではトラウマを抱えたセディクが、ヒルトップでは孤独を抱えるエゼキエルが心を病み苦悩していた。そんな折、ヒルトップで壁の外の大木が不自然に倒れ王国の人々が寝ている納屋が潰されてしまい負傷者が出る。アレクサンドリアではリディアが囁く者に仲間を殺された若者たちから執拗な嫌がらせを受けていた。リディアはその悩みをニーガンに打ち明け癒やされていたが、それを知ったダリルは彼に近づくなと諭す。

  5. アレクサンドリアから逃げ出し森をさまようニーガンの元に、彼の監視役だったブランドンが現れる。自分は味方だと言うブランドンは、親が元救世主でリックたちに殺されていたと打ち明け、ニーガンと行動を共にする。ヒルトップでは納屋や壁の修繕、数時間ごとに押し寄せてくるウォーカーの対処に追われる中、物資や医療品が度々盗まれていた。さらにケリーが森に出たまま帰らず、ダリルとコニー、マグナが捜しに出かける。

  6. 1人で町を出て行こうとするキャロルを見つけダリルが追う。彼女はニーガンの捜索だと言うが、本当の目的はアルファの大群の居場所を探ることだった。囁く者たちに捕まったニーガンは目隠しをされアルファの元に連れてこられる。ベータは信用できない男だと始末することを進言するがアルファは能力を試すよう指示する。アレクサンドリアでは原因不明の患者が急増。ユージーンは衛星の機材を送信機に利用した無線を完成させる。

  7. アレクサンドリアでは感染源が不明の病気がさらに広まり、大勢の住民が苦しんでいた。患者の共通点が見当たらず、トラウマに苦しむセディクはさらに追い詰められていく。囁く者の1人を捕らえたキャロルはアルファの大群がどこにいるのかを聞き出そうとしていた。危険を招いたとゲイブリエルが責めるがキャロルは耳を貸さない。アルファの命令で情報を得ようとアーロンに近づいたガンマは2人きりで日常的な会話を交わしていた。

  8. アルファのウソを知り傷ついたガンマから取引を持ちかけられたアーロンは、ウォーカーの大群の居場所を教える代わりに、残された唯一の家族である妹の息子に会わせて欲しいと言う言葉にウソはないと感じ、ダリル、キャロル、コニーたちと大群の居場所を確かめに行く。ミショーン一行は立ち寄った図書館で見知らぬ男と出くわす。ルークが危ないところを助けてくれ何も言わず立ち去った男は、その後、オーシャンサイドに現れる。

  9. キャロルを追って入ったトンネルでくぼみに落ちてしまった一行。アルファが集めたウォーカーの大群はそこにいて一歩でも間違えば食べられてしまう状況に陥る中、アルファが現れ無言のまま去っていく。ダリルは出口があると確信し火の揺れを頼りに脱出への道を探る。アルファは領域内に敵がいたことで、敵のスパイが忍び込み大群の居場所を突き止めたと考える。だがニーガンはスパイは味方の中にいるはずだとアルファに忠告する。

  10. 囁く者の集団から姿を消したガンマがアレクサンドリアに現れる。アルファが集めたウォーカーの大群を捜しに出たダリル一行が洞穴に落ち、窮地に立たされていることを知らせに来たのだ。しかしゲイブリエルはガンマの言葉にはウソがあると言い、檻に入れ真実を話すように迫る。洞穴に取り残されたマグナとコニーを1人で捜しているダリルは居場所を聞き出すため囁く者のあとをつけ、ウォーカーを連れ出す洞穴の入り口を見つける。

  11. 囁く者の一員となったニーガンは、敵をひざまずかせて仲間に引き入れろとアルファに助言しウォーカーの大群と共にヒルトップを目指す。無線の相手と秘密の交信を続け、彼女に好意を寄せるユージーン。互いに会うことに前向きになっていたがロジータに会話を聞かれ、無線通信は途絶えてしまう。アーロンはメアリーを連れてヒルトップを訪れるが、メアリーの甥を育てているアールは彼女の正体を知って激怒する。

  12. 囁く者がウォーカーの大群を引き連れヒルトップを襲い、次々に火を放ち町は炎に包まれる。ダリルたちは懸命に抵抗するが、ウォーカーの多さと炎の激しさに苦しめられる。ユミコは戦闘の中、ウォーカーの群れにある人物を見つけていた。エゼキエルは子供たちを連れて緊急時の集合場所に向かうが、ジュディスがいないことに気づく。一方、アルファはある目的のためにリディアを捜していた。

  13. 図書館で出会ったバージルと共に彼の家族がいるブルーズワース島へ向かったミショーン。そこはかつての海軍基地で武器が大量にあるため、バージルはオーシャンサイドに損害をもたらした代償として武器を渡す約束をしていた。島に到着し家族がいるという内陸へ進む2人だが、そこに人影はない。武器庫らしい建物を見つけても崩壊寸前だと言って中を見せようとしないバージルに、ミショーンは不信感を募らせる。

  14. ニーガンをアレクサンドリアの牢獄から出したのはキャロルだった。許しが欲しいならアルファの首を取れと言いニーガンを送り出したのだ。そしてキャロルの元にニーガンが現れる。ヒルトップから逃れた人々は森の中の家に避難していた。そこでユージーンはロジータに背中を押され、ステファニーや新たなコミュニティーのことを打ち明け、会いに行きたいと許可を願う。しかしダンテのようなスパイかもしれないと反対されてしまう。

  15. ステファニーとの会合に向かったユージーン、エゼキエル、ユミコはたどり着いた街で一風変わった女性と遭遇する。彼女は自分をプリンセスと呼んでくれと言い、先を急ぐという3人に、移動手段になる大量の車両があると誘導する。ニーガンと1人さまよっていたリディアはゲイブリエルたちが避難したタワーに身を寄せていた。同じ頃、復讐を誓うベータが率いる囁く者とウォーカーの大群はアレクサンドリアを目指していた。

  16. アルファの意志を受け継いだベータはウォーカーの大群を引き連れ、ついにタワーを包囲する。ダリルたちは馬車に音楽器材を乗せ、群れを誘導する作戦を立てるが、肝心の馬車へたどり着くには大群の間を通り抜けなくてはならない。犠牲者が出るかもしれないが、唯一の方法だと皆が心を決める。実行者を選ぶ中、申し出たのは…。一方、ステファニーとの約束を果たそうと、ユージーン一行は待ち合わせ場所へと急ぐ。

  17. 新たな仲間と住んでいた村を追われたマギーはヒルトップに戻ろうと考えていたが、囁く者に破壊された町を目の当たりにし仕方なく、宿敵ニーガンのいるアレクサンドリアに向かうことに。ダリルとコニーを捜したいケリーと共に仲間が待つ集合場所へ行くが、そこは焼き払われており、息子ハーシェルもいなくなっていた。マギーたちは村を襲った集団“収穫者”の仕業だと確信し仲間の痕跡を追うが、正体不明の狙撃手に狙われる。

  18. 狩りに出かけようとするダリルのもとにキャロルがやって来た。なぜつけてきたと問うダリルにキャロルは、狩りには優秀な助手が役立つと言いバイクにまたがる。ドッグと共に森の中で獲物を追うが、なかなか収穫はない。すると突然ドッグが走り出し、追いかけた2人は廃虚となった小屋にたどり着く。そこは以前、ダリルがリックを捜すため町を離れて1人で暮らしていた時に、ある女性と出会った小屋だった。それは4年前のことで…。

  19. マギーが作成した、物資のありそうな地点を記した地図を手にゲイブリエルとアーロンが調達に出て2週間が過ぎた。マークされた場所へ赴くも、ことごとく空振りに終わり、ウォーカーを倒すだけの日々に疲れ切っていた。最後の1ヵ所を残してアーロンは帰ろうと提案するがゲイブリエルは諦めない。しかし地図を失い仕方なく帰ることにすると偶然、建物を見つける。捜索すると思いがけないものがあり、状況は好転したかに思えたが…。

  20. ステファニーと会う約束をしていた場所で、白い甲冑を身にまとい銃を持った大勢の兵士たちに囲まれたユージーン、エゼキエル、ユミコとプリンセス。4人は捕らわれ、それぞれ別々の貨物車両に放り込まれる。暗闇と閉所に不安を感じるプリンセスは隣の車両にユミコが入れられた音を聞き、自分の昔話を話して聞かせる。ケガをしている様子のユミコは兵士に連れていかれ、プリンセスも車両から連れ出されて兵士の尋問を受ける。

  21. リアの話しをきっかけに言い争いになったダリルとキャロル。気まずいまま2人で物資探しを続けていたが収穫はない。しかたなく町へ帰ろうとするキャロルにダリルは、自分はもう少し探すと言い、わだかまりを残したまま分かれることに。町に戻ったキャロルにはやることがなかった。平静を装い、何か仕事はないかと聞く彼女の様子がおかしいことにジェリーは気づいていた。森に残ったダリルはバイクが壊れ、修理に悪戦苦闘していた。

  22. アレクサンドリアで共に暮らすことになったニーガンとマギー。自由の身になり普通に過ごしているニーガンとマギーが出くわすたびに不穏な空気が流れる。一触即発を皆が心配する中、見かねたキャロルが彼を森に連れ出す。願いは叶えたから借りを返せと、マギーへの口添えを頼むニーガンを無視しキャロルは、ダリルがリアと暮らした小屋へ連れていく。そこでニーガンは12年前、まだ妻のルシールが生きていた頃を思い出す。

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